中古車輸出支援のトータルサポートサービスを展開する

株式会社トレス

代表挨拶

国連人口基金の発表によりますと、2023年世界の人口は初めて、80億人を突破しました。一方、日本の人口は05年に減少へ転じて以来、歯止めのかからない状況が続いています。これはグローバルでは大きな成長が期待できる反面、国内マーケットは著しく縮小し、極めて深刻な事態に陥ることを示唆しています。また近年は、パンデミックやデジタル化の影響により、これまでのビジネススタイルが通用しなくなり、好むと好まざるとに関わらず、トラスティックな転換が求められています。

当社におきましては、このように厳しい市場環境の中で、中古車事業者様の発展に少しでもお役に立てるような各種業務サポートを展開してきました。創業以来、中古車輸出事業を中心に展開してきましたが、これまでの経験と実績を活かし、今後は新たな分野を開拓します。

具体的に、その一つとしまして、まもなく本格稼働を予定していますのが、中古車事業者様とドライバーを繋ぐ、輸送マッチングアプリ(ドラクル)です。

これは24年4月からスタートした物流業界の働き方改革である2024年問題によって、事業者の皆さんから「運賃を値上げされた」や「納期が遅れている」、また「地域によっては発注自体を断られる」といった声が多く寄せられるようになって、その問題解決として誕生したのが今回の「ドラクル」です。このサービスは「ウーバーイーツ」をイメージしていただければわかりやすいかと思いますが、運んでもらいたい中古車をアプリに登録すると、車のある地点の最寄りにいるドライバーが速やかにピックアップし、目的地まで納車する画期的なサービスです。

現在、ドライバーのスキルも含めた輸送の品質や価格、納期などを検証していますが、ほぼ合格点に達しており、今秋にはリリースできるかと思います。

今回は輸送に関したサービスですが、これを応用し、車検、修理、板金といった整備事業をはじめ、様々な事業に横展開していきたいと計画しています。生き残りを賭けた厳しい淘汰の時代に突入している現在ではありますが、当社はこれからも中古車事業者様が勝ち残るためのサービスを提供していきますので、是非ご期待ください。

当社はこのような将来性のあるフィールドで活躍されている中古車輸出事業者の皆様、またこれから新規で参入を検討されている事業者の皆様に向け、輸出事業のトータルサポートサービスを展開する会社として設立いたしました。会社名のトレスは、ラテン語で3を意味します。当社はこれまで長年に渡って、中古車輸出入事業、輸出車両検査事業、国内中古車流通事業で実務を極めた3名のプロによって創業したことから、これを会社名の由来としています。

長年の経験から、中古車輸出のウィークポイントも十分認識しております。当社では、あらゆるサポートサービスを提供し、中古車輸出事業者の皆様を応援していきますので、是非、ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。

株式会社トレス 代表取締役社長 須知 成裕

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